Trần Thị Minh Phương

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Abstract

レジュメ. 本研究では、ベトナム語を母語とする日本語学習者を対象として、「タラ」

「バ」の習得状況と「タラ」「バ」の選択傾向を知るために、文法テストを実施した。結果としては①学習者は母語話者と比べ「タラ」「バ」の選択傾向が異なっている。②上級レベルの学習者は既習した文法項目でも十分習得されていない。③事実条件(発見)、事実条件(時間的順序)仮定条件(モダリティー)の三種類では、事実条件(時間的順序)→事実条件(発見)→仮定条件(モダリティー制約あり)の順で習得が進んでいる。④それぞれの学習者の習得状況には、個人差があるということが分かった。

キーワード:「タラ」、「バ」、選択傾向、使用実態、ベトナム語を母語とする日本語学習者.